【介護の転職】グループホーム職員の1日のスケジュールを紹介!仕事内容、勤務時間など

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【介護の転職】グループホーム職員の1日のスケジュールを紹介!仕事内容、勤務時間など
  • グループホームってどんな施設?
  • 勤務形態は?
  • グループホームの1日のスケジュールが知りたい!

こういった疑問にお応えします。

さとし
さとし

こんにちは、さとしです。2017年からグループホーム管理者をしており、実際にシフトの作成やタイムスケジュールなど考えています。

介護施設は種類もたくさんあって運営形態もそれぞれ異なってきます。転職する時には本当に自分でもできるのか、働き方や勤務時間など気になるところです。

この記事では、私が勤務しているグループホームの1日の流れや仕事内容、勤務形態など解説していきます。

この記事でわかること

  • グループホームの1日のスケジュール
  • グループホームでの働き方
  • グループホームの仕事内容

グループホームへの転職を考えている人は最後まで読んで参考にしてもらえたらと思います。

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グループホームの特徴

グループホームの特徴

グループホームの特徴は以下の通りです。転職を考える際に以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 認知症高齢者のみ
  • 1ユニット9名まで
  • グループホームは自宅
  • 24時間稼働
  • 主婦層の働き手も多い

認知症高齢者のみ

グループホームの正式名称は「認知症対応型共同生活介護」です。

名前に認知症と入るように、医師から認知症の診断をされた方でないと入所できません。

症状やレベルはそれぞれ違いはありますが、入所している方は全員認知症患者です。

1ユニット9名まで

グループホームは1ユニット5〜9名で構成され、とても小規模な事業所です。

ユニットとは
ユニットとは【集団】の意味。グループホームはユニットケアで規模を縮小する事によって個別ケアを可能にする狙いがあります。

1ユニット(9名)であったり、2ユニット(18名)であったり、事業所によってユニット数違いがあります。

さとし
さとし

原則ユニット別に職員も配置されますが、人手が足りない時ににはユニット間で移動する場合もあるでしょう。

グループホームは自宅

グループホームは施設ではなく居住系サービスで在宅の扱いになります。

グループホームのコンセプトに、認知症高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていくということも挙げられています。

上記のことからグループホームは「第二の我が家」と表現もされることもあります。

24時間稼働

グループホームは認知症高齢者が生活している場なので、24時間の支援が必要です。

勤務形態は、早出・日勤・遅出・夜勤の4つが一般的です。

さとし
さとし

グループホームは規模が小さいこともあり、それぞれの勤務形態に対して1人の配置がほとんどです。

主婦層の働き手も多い

グループホームは24時間稼働ですが、日常生活の支援が多く、家事に慣れた主婦層の働き手も多く勤務しています。

日常生活の支援内容には、

  • お部屋の掃除
  • 食事作り
  • 洗濯

いずれも一般家庭でされている事ばかりで、主婦としての知識や経験が活かされる職場でもあります。

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グループホームの1日のスケジュール

グループホームの1日

私の職場を例に、実際のグループホームの1日の流れを見ていきたいと思います。

勤務時間帯と主な役割は以下の通りで、各勤務帯につき1人の配置です。

  • 早出8:00〜17:00(食事作り)
  • 日勤9:00〜18:00(リーダー)
  • 遅出10:00〜19:00(入浴)
  • 夜勤17:00〜9:00(夜間見守り)

形態早出日勤遅出夜勤
8:00出勤
シーツ交換
朝食後ケア
居室等誘導
8:30昼食作り記録
9:00出勤
申し送り
申し送り
終了
9:05トイレ、居室掃除
9:3010時の水分補給準備トイレ、パッド交換
ホール誘導
10:00水分補給水分補給、介助出勤
申し送り
入浴準備
10:05昼食作り入浴介助
10:15居室、共有スペース等の消毒
10:30記録
入浴フォロー
11:30トイレ、ホール誘導
11:55配膳準備パタカラ体操配膳準備
12:00休憩食事見守り、介助食事見守り、介助
12:30口腔ケア
居室誘導
口腔ケア
居室誘導
12:50記録洗濯干し
13:00夕食作り休憩ホール見守り
14:00ホール見守り休憩
14:30おやつ準備ホール、トイレ誘導
15:00おやつ配膳おやつ介助おやつ介助
15:10夕食作りレクリエーションレクリエーション
15:40記録洗濯物、就寝準備
16:00ゴミ集め
16:30配膳準備最終確認外回り
17:00終了申し送り配膳準備出勤
申し送り
配薬準備
17:15配膳準備パタカラ体操配膳準備
17:20夕食介助夕食介助食事
夕食介助
17:35下膳
食器洗い
就寝介助就寝介助
18:00終了就寝介助
共有スペース掃除
洗濯
就寝介助
共有スペース掃除
18:30配薬確認
翌日準備
記録
翌日準備
19:00終了翌日準備
ホール見守り
20:00眠前介助
21:00

5:00
巡視
(2時間置き)
コール等対応
5:10起床介助
朝食準備
7:00朝食介助
7:30朝食後ケア

「早出」は食事作り


早出の主な役割は昼食と夕食の「食事作り」です。

利用者9人分の食事と当日勤務しているスタッフの食事を作ります。

グループホームでは利用者と一緒に食事をする事が多く、食事も利用者と同じ物を食べることが基本となっています。

さとし
さとし

コロナ禍では食事は同じですが、利用者と職員の食べる空間は分かれていました。

「日勤」はリーダー的存在

日勤はその日のまとめ役で、リーダー的存在になります。

記録や申し送りなど、的確に伝えることが大切です。

「遅出」は入浴

遅出は入浴と夜間の就寝介助が主な役割です。

午前中に3名の入浴介助や洗濯物、日勤のフォローや夜勤のフォローなど行う縁の下の力持ちです。

「夜勤」は一人体制

夜勤者の主な役割は夜間帯の巡視です。巡視にはパッド交換や安否確認の意味も込められており、1〜2時間に1回は必ず各居室を回る必要があります。

小規模なグループホームでは一人体制で夜勤をすることが多く、日常的な介助から緊急時における的確な判断力も求められます。

さとし
さとし

朝は起床から朝食まで1人で行うので、1番忙しい時間帯です。1人夜勤の実態については下記で詳しく解説しています。

≫【グループホームの夜勤事情】1人夜勤の実態をグループホーム管理者が徹底解説!

休むと変わりの出勤者が必要

グループホームの現場では下記のように人員基準が設けられています。

  • 利用者に3人に対して1人以上の配置
  • 夜間はユニットごとに1人以上の配置

各介護事業所には人員基準が設けられており、人員基準を下回って運営することが認められておりません。

グループホームは小規模なことから、最小の人員で回しているところが多く、もし仕事を休んでしまうと変わりの出勤者が必要になります。

さとし
さとし

子供の体調不良やご自身以外の要因は仕方ありませんが、なるべく休まないよう普段から体調面への気遣いは必要です。

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グループホームごとに違いはある

グループホームごとに違い

今回紹介したのは私の事業所ですが、同じグループホームでも働き方や時間割には違いはあります。

下記はその一例です。

  • 早出の出勤が6時台
  • 食事作りは早出以外もする
  • 夜勤入りが16:00から
  • 夜勤明けは10:00まで など
さとし
さとし

時間が早かったり少し長かったり多少の差はありますが、1日の作業内容に大きな違いはありません。

グループホームは食事作りが課題

グループホーム食事作り

グループホームでは職員が食事作りをするところがほとんどで、料理が苦手と感じている人は敬遠しがちです。

私の事業所のように、勤務で食事作りが固定されているとこもあり、食事作りをしなくてもいいところもあります。

それでもお味噌汁作りや簡単な盛り付けなどはすることはあるので、全くやらなくていいとは言えません。

さとし
さとし

早出専門がいるので、私は早出をしたことがありません。グループホームのことについて以下の記事でも回答していますので参考にして下さい。

まとめ

グループホームまとめ
  • 認知症高齢者しかいない
  • ユニットで管理
  • グループホームは第二の我が家
  • 24時間稼働している
  • 主婦の経験が活きる
  • 早出は料理
  • 日勤はリーダー
  • 遅出は入浴
  • 夜勤は一人体制
  • 食事作りが課題

グループホームでは認知症高齢者の対応がメインなので他事業者とは違った大変さがありますが、認知症高齢者を支える介護施設として重要な位置付けであります。

グループホームは今後も需要の高い事業所なので、ぜひ挑戦してみましょう。

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