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- 親が施設へ入所した…
- 実家が空き家状態になってしまった…
- 実家を売却するか迷っている…
グループホーム管理者のさとしです。2017年からグループホームで管理者をしています。
親が介護施設へ入所し、実家が空き家となった場合、売却するか空き家のままにするかは家族にとって悩ましい問題です。
この記事では、空き家となった実家を売却した時のメリットとデメリットをお話しします。
施設側の見解もお話ししていますので、実家が空き家で悩んでいる方は参考にしていただけたらと思います。
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空き家になった実家を売却するメリット
実家を売却するメリットは以下の3つです。主に資金や費用など金銭面に関わるメリットがあげられます。
- 売却代金を施設や介護の費用に充てることができる
- 実家の維持管理費が不要になる
- 空き家によるトラブルを防ぐことができる
売却代金を施設や介護の費用に充てることができる
施設の入居費用は、1ヶ月10万円前後と決して安い金額ではありません。
高額な施設だと1ヶ月20万円近くにもなる施設もあり、年間にすると120万〜240万円の費用が必要です。
実家を売却することで売却代金を介護費用に充てることができるので、経済的な負担を軽減することができるでしょう。
私の務めるグループホームでは、1ヶ月で11万円〜13万円ほどの費用がかかります。
実家の維持管理費が不要になる
持ち家の維持費用は年間で30〜40万円近くかかると言われております。
主な費用として以下があげられます。
- 固定資産税などの税金
- 火災保険料などの保険料
- 家の修繕費
実家を売却することで、これらの維持管理費用の削減が可能です。
住む人がいなくても毎年の税金や保険料はかかる!
空き家によるトラブルを防ぐことができる
放置された空き家は、犯罪の温床になったり景観を損ねたり、近隣住民に迷惑をかけてしまうことがあります。
実家の維持管理ができない方は、空き家トラブルが発生しやすいので、売却することをオススメします。
以下は空き家トラブルの参考例です。
家の倒壊や火災
空き家になり実家に出入りがなくなると、思った以上に劣化が進みます。
自然災害の時には倒壊や飛散する可能性もあり、また犯罪のターゲットにもなりやすく放火されるリスクも高まります。
害虫や雑草
空き家のまま放置すると敷地内に雑草が繁殖し、害虫が大量発生してしまいます。害虫が原因で近隣トラブルになるケースもあります。
ゴミの不法投棄
不法投棄で空き家が粗大ゴミや生活ゴミで溢れかえっていた事例もあります。空き家とわかると犯罪にも遭いやすいので注意が必要です。
税金が増える
特定空き家に指定されてしまうと、固定資産税の優遇処置が適用されなくなり、税金の額が最大6倍まで跳ね上がってしまいます。
- 特定空き家とは…
- 「そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態」「著しく衛生上有害となるおそれのある状態」「適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態」「その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態」の4項目のいずれかに該当する空家等のこと。
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空き家になった実家を売却するデメリット
ここからは実家を売却するデメリットを解説します。メリットの経済面とは反対に、思い出や場所といったお金では買えない面があげられます。
- 家族との思い出の場所がなくなる
- 帰省する場所がなくなる
家族との思い出の場所がなくなる
実家は、家族にとって思い出の詰まった場所です。
実家の売却は思い出の場所がなくなることを意味しており、売却することで親への罪悪感を感じてしまうこともあります。
実家を売却することは、家族にとって大きな喪失感を伴うことになるでしょう。
帰省する場所がなくなる
GW、お盆、お正月、「大型連休には家族で実家へ帰省する」
一つの習わしのようなものですが、実家を売却してしまうと帰省もできなくなってしまいます。
毎年必ず帰省していた方にとっては、大きな喪失感となってしまうでしょう。
施設生活から実家生活へ戻ることは少ない
- 施設から自宅に帰ることになったらどうしよう…
- そうなると親の帰る場所がない…
実家の売却で上記のように悩む方がいます。
これは私の経験上ではありますが、一度施設へ入所された方が在宅で生活を再開するケースは極めて稀です。
これまで数百名以上、施設入所された方を見てきましたが、状態が良くなり自宅へ戻られた方はたったの2名です。
もともと自宅での介護に限界を感じ、施設を希望されて入所するケースがほとんどなので、担当のケアマネや施設側もご家族が希望しない限り、自宅で生活をする選択肢はあまり考えていません。
もし今の施設を出ないといけなくなっても次の施設を探すことになるので、自宅へ戻る可能性はかなり低いでしょう。
実家売却のことは必ず相談する
空き家となった実家の売却を考えていることは、必ず施設側にも相談しておきましょう。
先ほど戻れる可能性は稀とお伝えしましたが、身体状況や介護サービスの使い方によっては自宅へ帰れる可能性もあります。
自宅へ帰れる可能性があるにも関わらず、ご家族だけの判断で売却してしまうと、いざ帰れるとなった時に本当に帰る場所がなくなってしまいます。
- 売却を相談しておく人
- ・施設の責任者(管理者や施設長)
・担当のケアマネジャー
自己判断せずに施設側の見解も踏まえて判断することが大切です。
施設へ入所している以上、今後の方向性を共有しておくことは大事!
空き家の売却は「訳あり物件買取プロ」がオススメ
株式会社AlbaLinkが運営する訳あり物件買取プロでは「空き家」「事故物件」「再建築不可能物件」などいわゆる「訳あり物件」を専門に扱う企業です。普通の仲介業者や一般の方にとっては売りにくい物件でも、独自の販路とあらゆる物件を蘇らせる再生ノウハウから、いくつもの高額買取を実現してきました。
これまで実際に高額買取した物件は以下の通りです。
- 再建築不可物件
- 未接道
- 不整形地
- 旗竿地
- 狭小地
- 事故物件
- 違法物件
- 訳あり物件
- 古アパート
- 相続や権利関係
株式会社AlbaLinkは直接買取なので仲介手数料0円、買取率92%、買取スピードが早く最短で即日現金化も可能となっています。
空き家買取事業でも、親の施設入所による空き家の相談実績もあり、空き家の売却で悩んでいる方にはオススメのサービスです。
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【訳あり物件買取プロ】の買取実績
- 空き家を700万円で売却
- 10年以上も放置していて雨漏りもかなりしている状態でした。毎年無駄に固定資産税だけを払い続けていて困っていましたが、思ったよりも高い金額で買ってもらえてよかったです。建物に放置していた残置物もそのまま引き受けて頂き助かりました。
- 事故物件の買取で800万円
- 昭和40年代の古いアパートで住んでいた男性が首つり自殺をしました。発見が遅れたこともあり、中は異臭だらけ。特殊清掃をかけるも選についたシミが消えず、売がに出すにも金額がつかないということを業者から言われましたが、こちらで買取して頂くことができました。
- ゴミ屋敷を1100万円
- 以前は両親が住んでいて、祖母が亡くなったことで相続した物件です。長いこと放置していたので、物件は残置物で足の踏み場もなく、ゴミ屋敷のようになっていました。モノを整理したりするのも大変な労力がかかりそうだったので、そのままの状態で査定して頂き買い取ってもらいました。
- 再建築不可物件の買取で1200万円
- 道路が未接道のため再建築ができない古い戸建てを所有していました。すでに引っ越し済みで長い期間空き家だったので、建物自体も老朽化していて賃貸に出すのも難しい状況でした。値段がつけば良いと思っていましたが、思いもよらぬ金額で買ってもらえて助かりました。
- 共有持分のみの買取で2500万円
- 離婚前に夫婦共有で所有していた不動産の、持分のみを買取して頂きました。元妻と折り合いがつかず、どちらが買い取ることもできなくて揉めていたタイミングだったので、スパっと買い取ってもらえて良かったです。
【訳あり物件買取プロ】を利用された方の声
他のお客様の声はこちら相談は無料、下記のリンクから24時間365日受付中です。空き家の売却でお悩みの方は、ぜひ【訳あり物件買取プロ】をご利用ください!
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まとめ
- 売却代金を施設や介護の費用に
- 実家の維持管理費が不要
- 空き家によるトラブルを防げる
- 思い出の場所がなくなる
- 帰省する場所がなくなる
- 施設へ入所すると帰るのは難しい
- 売却は施設側とも相談する
- 【訳あり物件買取PRO】がオススメ
その他にも介護に関する悩みや相談などありましたら、お問合せやTwitterのDMでも承っておりますので、お気軽にお問合せください。