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- 介護業界に興味がある
- 介護でキャリアアップしたい
- 介護で働きたいけど未経験で不安
- 介護でいい転職先を見つけるコツは?
グループホーム管理者のさとしです。2017年から現在も管理者をしています。
介護の仕事と言っても働き方や仕事内容はさまざまです。「ここはどんな職場なのか」「自分に合った職場なのか」こういったことを判断するのは簡単ではありません。
この記事では、介護未経験からでも転職やキャリアアップに繋げるためのヒントを解説しています。
この記事を読めば、経験者から未経験者まで、転職とキャリアアップに繋げていくことができます。
介護業界へ興味がある方は、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
自分に合った職場を探せる
介護の仕事とは
介護は、高齢者や障害者などの健康状態や生活に関連する支援を行う仕事です。
介護の仕事内容には、食事の支援、入浴の支援、排泄の支援、歩行の支援などがあり、どれも日常生活を送る上で大切な支援になっています。
また支援を行う環境もそれぞれ異なり、主な支援のタイプには以下の3つがあげられます。
- 施設へ入所する入所系
- 自宅から通う通所系
- 直接自宅へ出向く訪問系
介護の仕事は、個人的な関係を形成することも大切であり、患者さんとの信頼関係を築くことも重要なポイントとなります。
介護経験者の転職メリット
介護転職は、以下のようなメリットがあります。
- 給与アップ
- キャリアアップ
- スキルアップ
- 個人的な成長
- 奉仕心のやりがい
給与アップ
介護業界では、経験やスキルに応じた給与が支払われます。特に以下のような経験があると、あなたの強みとなるので、転職をすることで給与アップに期待ができます。
- 介護福祉士
- ケアマネジャー
- リーダーや管理職の経験
豊富な経験があると優遇されやすい!
キャリアアップ
介護業界でのキャリアアップを目指す場合も、転職することが効果的です。
転職をきっかけに管理職やスーパーバイザー、マネージャーなどへの昇格も期待できます。
≫【介護へ転職】27歳の無資格未経験でもたった3年でグループホーム管理者になれるスキルアップ
介護業界では、常に新しい技術や方法が開発されています。
転職で環境を変えることで新たな学びも増えて、スキルアップに繋がっていきます。
最新の介護機器、教育環境、上司や指導者は職場によって全く違う!
個人的な成長
介護業界で働くことで、人間関係やコミュニケーション能力などの個人的な成長が期待できます。
介護はコミュニケーションが大事なお仕事。観察力や気づき力が高まります。
奉仕心のやりがい
介護の仕事は、相手の人生に貢献することができるという奉仕心のやりがいがあります。
家族以上に共に長く過ごすことも珍しくありません。
自分に合った職場を探せる
未経験からの介護転職
未経験での介護転職は十分可能ですが、以下のようなポイントを押さえておくと、採用率も上がります。
- 介護の資格取得
- 経験を積む
- 面接対策
介護の資格取得
介護の仕事は無資格でもできますが、資格を保持していると転職に有利に働きます。
無資格未経験者には介護職員初任者研修がオススメです。
介護職員初任者研修は、介護の基礎から応用までを学ぶことができる、介護職としてのスタート資格です。介護職を希望される方はもちろん、サービス業で働く方や家族介護にも役立つ資格です。 また、全国各地の施設や事業所から必要とされている介護職だからこそ、初任者研修の資格があれば全国どこでも就職・転職活動を行うことができます。
介護職員初任者研修とは – 介護の資格取得なら介護職員初任者研修の三幸福祉カレッジ (sanko-fukushi.com)
経験を積む
仕事以外でも介護の経験を積むことが可能です。
主な方法には、インターシップの活用やボランティアなどへの参加が挙げられます。
未経験でもボランティアや介護に関わる経験があると、採用率もアップします。
面接対策
介護転職の面接に合格するためには、事前に面接対策や適切な履歴書の作成をすることが大切です。
特に介護に関連するスキルや経験は、漏れなく伝えれるようにしましょう。
未経験からの求人あり
介護の転職に必要なスキルや資格
介護の転職に必要なスキルは以下の通りです。特にコミュニケーションは大切なスキルとなっています。
- 介護のスキル
- コミュニケーションスキル
- チームメンバーとの協力
- 職業能力
- 介護資格
- ネットワークを作る
介護のスキル
介護の仕事には、下記のような特定のスキルが必要です。
- 身体介護
- 福祉用具の使い方
- 医療関連の情報など
これらのスキルを習得するために、介護福祉士などの資格を取得することがオススメです。
コミュニケーションスキル
介護の仕事は、利用者とその家族とのコミュニケーションが重要です。
コミュニケーションスキルを向上させることで、介護の仕事をよりスムーズに遂行することができます。
チームメンバーとの協力
介護業界はチームでの仕事が多く、介護職以外には下記のような職種があげられます。
- 医師や看護師の医療
- 栄養士、歯科医師
- 理学療法士、言語聴覚士などのリハビリ
- 家族や地域のボランティア
- 包括支援センターなどの公的機関 など
このように介護職は多職種にわたって連携が必要となり、チームとして協力できるスキルが求められます。
チームメンバーと協力することで、仕事の成果が向上するとともに、仕事上の信頼関係も構築されていくでしょう。
「お互いの意見を尊重できる。」介護職に必要なスキルです。
職業能力
介護の仕事には、柔軟な対応力、協調力、リーダーシップなどの職業能力が必要です。
これらの職業能力を養うことで、介護の仕事をより効率的に遂行することができます。
介護で大切なことは多職種連携のチームケア。自分本位な思考はマイナス評価になりやすい。
介護資格
介護の仕事の中には、訪問介護のように資格がないと出来ない仕事もあります。
訪問介護とは、自分や家族だけで日常生活を営むことが難しくなった要介護者に対して、介護福祉士やホームヘルパーが自宅に赴き、入浴、排泄、食事等の介護、掃除、洗濯、調理等の援助、通院時の外出移動サポート等の日常生活上のお世話を行うサービスです(ただし、「夜間対応型訪問介護」にあたるものを除きます)。
訪問介護とは | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
未経験の方は初任者研修の取得を目指し、知識やスキルアップを目指していきましょう。
ネットワークを作る
介護業界では、仕事以外にも人脈を作ることが大切です。
同じ業界にいる仲間や上司とのコミュニケーションを図ることで、より幅広い転職先を見つけることができます。
また仕事上のアドバイスも得ることができるので、介護業界での横の繋がりはとても大切です。
介護の転職先の選び方
人手不足で求人は多数存在する介護職ですが、転職する時に以下のポイントを確認しておくと、転職先選びで失敗しにくくなります。
- 自分のスキルと合った仕事を選ぶ
- 仕事内容や環境を確認する
- 報酬や待遇を確認する
- 転職先の信頼性を確認する
自分のスキルと合った仕事を選ぶ
介護の仕事には、身体介護や医療関連の仕事など、様々な種類があります。自分のスキルに合った仕事を選ぶことで、仕事の成果が向上します。
仕事内容や環境を確認する
介護の仕事には、入所系、通所系、訪問系があります。
- 入所系とは
- 実際に住居として住まわれている方への支援で、夜勤があることが特徴です。
- 通所系とは
- 自宅から通うサービスで、就業時間は昼間の時間帯がメインです。
- 訪問系とは
- ご利用者様の自宅へ直接出向き、そこで支援を行うサービスです。初任者研修以上の資格保有が必要です。
介護の現場では、休憩や休日がうまく取れなかったりと、過酷な環境などがある場合もあります。
面接等の機会に仕事内容や環境を確認しておきましょう。ちなみに私が働くグループホームは、入所系(居住系)に当てはまります。
報酬や待遇を確認する
介護の仕事では、事業所によって報酬や待遇が異なります。
- 基本給
- 福利厚生
- 各種手当
- ボーナスの有無
- 処遇改善手当の有無
自分に合った報酬や待遇を確認することで、仕事を選ぶ際の指針とすることができます。
チェックポイント
処遇改善手当は事業所によって支給額・支給日などの分配方法が異なります。そもそも算定していない事業所もあるので確認が必要です(加算をとっていないと処遇改善手当は支給されない)
厚労省の資料によると、加算I=月額3万7千円相当、加算II=月額2万7千円相当、加算Ⅲ=月額1万5千円相当となっています。
参照元:介護職員の処遇改善/厚労省より面接の時に、「処遇改善手当はありますか?」と必ず確認しましょう。ちなみに私は月額3万3千円もらっています。
転職先の信頼性を確認する
介護の仕事を選ぶ際には、転職先の信頼性も重要です。
介護の職場としての信頼性が低い事業所は、働く職場の環境に問題がある可能性が高まります。
≫【介護の仕事はキツイ】介護職が実際にツライと感じる瞬間5選!一つの指標として、いつも求人が出ているような事業所は慢性的に退職者が出てしまう環境である可能性が高く、注意が必要です。
転職先の信頼性を確認するために、口コミや情報源なども積極的に活用していくことをオススメします。
転職先の選び方は個人差がありますので、自分に合った転職先を選びましょう。
自分に合った職場を探せる
まとめ
介護業界での就職や転職には、スキルアップや資格取得、ネットワーク作り、チームメンバーとの調和、コミュニケーション能力向上などが大切です。
また未経験の方でも、積極的な資格取得や介護をしたいといった強い熱量があれば、転職も可能な職種です。
介護業界は、常に進化しています。長期的なキャリアアップを図るためには、常に新しい技術や方法を追い求め、仕事の能力を向上させていきましょう。
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