※この記事にはプロモーションが含まれています。
- 介護ってキツイの?
- 具体的にどんな事がキツイ?
グループホーム管理者のさとしです。2017年から現在もグループホーム管理者をしております。
介護は「キツイ・汚い・給料安い」とよく言われます。汚い・給料安いは想像しやすい事ですが、キツイはどういった事がキツイのか経験がないとあまりピンきません。
この記事では、介護職が実際に「キツイ」と感じている介護の仕事を5つ、現役のグループホーム管理者の私が紹介していきます。
この記事でわかること
- 介護の仕事でツラい瞬間
- ツラいと感じた時の対処方法
介護職へ興味がある方は最後まで読んでいただき、転職の参考になればと思います。
介護職がキツイと感じる瞬間5選
介護の仕事がキツイと感じる瞬間は以下の通りです。今は(2023年1月)コロナ対策にも追われ、疲弊する瞬間は多いと感じます。
- 休憩が思うように取れない時
- 急な欠勤が出た時
- 苦手な職員と勤務が一緒の時
- 一人夜勤の時
- 利用者で体調不良が出た時
- 【番外編】コロナ対応の時
休憩が思うように取れない時
介護職は決まった時間に休憩が取れず、思うように休憩が取れないと身体的にも精神的にもキツくなります。
思うように休憩が取れない要因として、介護現場では利用者を中心に業務が回っており、利用者の状況に合わせて行動することが挙げられます。
利用者の状況次第では、
- 休憩に行く時間が遅くなる
- 休憩時間が短くなる
- 休憩が取れなかった
常に利用者の変化に対応していかなくてはならないので、体力を大きく削られてしまう時もあります。
いまだに休憩時間が存在しない事業所もあるので、面接の時には必ず確認しておきましょう。
急な欠勤が出た時
介護の仕事は利用者に対して最低限必要な人員が決まっており、欠勤が出てしまうと誰か代わりに出勤しなければいけません。
その代償は本来休みだった職員へしわ寄せがいってしまい、休日を満喫するはずだった人にとってはがっかりしてしまう瞬間です。
人手不足もあり、多くの介護施設では人員基準ギリギリで回しています。
苦手な職員と勤務が一緒の時
介護は交代制で、早出・日勤・遅出・夜勤といった具合で1日を複数人のチームでケアしていくようになります。
- 性格的に合わない人
- 仕事をしてくれない人
- 苦手な先輩、後輩
このように苦手意識を持った人や嫌いだと感じる人と一緒に連携していくのは、かなりの苦痛になってきます。
人間関係が原因で辞めてしまう職員が多い中、苦手な職員との仕事はかなりのストレスポイントと言えます。
一人夜勤の時
介護の夜勤は長時間であることが多く、過酷な業務の一つです。
特に一人夜勤の場合は、夜間帯の出来事を一人で対応していかなければならないので、その緊張感と責任感は計り知れません。
特に夜間帯で一人がキツイと感じる瞬間は、
- ナースコール等でケアが2人以上重なった時
- 徘徊や眠れず不穏な利用者がいる時
- 早朝の起床介助
上記の中でも起床介助は一番ツラい時間帯です。起床介助は1分1秒を争う時なので、軽く仮眠はできていたとしても、一晩中起きていた職員にとってはハードな時間帯です。
一つでもいつもと違うイレギュラーなことが起こると、負担は倍になります。
利用者で体調不良が出た時
利用者で体調不良が出ると、その対応に追われてしまい一気に予定が変わります。病院に行ったり往診に来てもらう対応だけでも、1〜2時間以上の時間を費やしてしまうからです。
仮に病院受診となると、
- 2時間以上はかかる
- 一人職員も同行
- いつもより少ない人数で現場を回す
- 定時に帰ってこれないことも
高齢者なので、体調不良のリスクは一般に比べても高く、日常的に起こりうる事です。
いつもの業務と違う事は、とても体力が削られる瞬間です。
【番外編】コロナ対応の時
現在(2023年1月)では第8波となり、介護や医療では過酷な日々が続いています。
- 移動、行動の自粛
- 定期的な抗原検査の実施
- 真夏でもマスクをして入浴介助
- クラスターになると家に帰れない
2020年頃に比べると旅行支援等もあって制限は緩くなっていますが、介護や医療で働く私たちからすると旅行には行きづらいといったとこが本音です。
クラスターになると職員が不足してしまい、24時間泊まりがけの勤務も当たり前になってしまいます。
状況によっては陽性者同士の介助も起こっているようです。
介護がキツイと感じたら
介護がキツイと感じたら、そのまま放置せずに下記のような行動が必要です。ストレスが蓄積され身体的にも精神的にも体調を崩してしまう原因となってしまいます。
- 上司や先輩、同僚に相談
- スキルアップを目指す
- 他の介護施設へ転職
- キャリアコーチングを利用する
- 他職種へ転職する
上司や先輩、同僚に相談
相談は悩みを共有できる上に、業務を見直すきっかけになります。
- 勤務時間のこと
- 勤務の役割について
- 苦手な職員がいるなど
上記に関することで疑問を感じたら、すぐに相談しましょう。
スキルアップを目指す
キツイさを感じる原因には自分の知識不足からきていることもあります。
下記の資格・講座では介護の基礎から身体介助、コミュニケーション能力まで介護に関わる知識を学習する内容となっているので、無資格の方にはオススメです。
- 初任者研修
- 実務者研修
- 介護福祉士
介護福祉士は実務経験が3年以上必要ですが、初任者研修と実務者研修は未経験からでも受講できるので、介護の知識やスキルを高めたいと感じている方は受講をオススメします。
必要な知識を身に付けることで、介護に対する考えや見方が変わるきっかけにもなります。
他の介護施設へ転職
介護事業所の種類は下記のように20種類以上あり、働き方や業務内容は事業所によって異なってきます。
- 訪問介護(ホームヘルパー)
- 訪問入浴介護
- 訪問リハビリテーション
- 居宅療養管理指導
- 特定施設入居者生活介護
- 特定福祉用具販売
- 通所介護(デイサービス)
- 通所リハビリテーション
- 短期入所生活介護
- 短期入所療養介護
- 福祉用具貸与
- 居宅介護支援(ケアマネージャー)
- 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
- 介護老人保健施設
- 介護療養型医療施設
- 夜間対応型通所介護
- 認知症対応型通所介護
- 小規模多機能型居宅介護
- 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
- 地域密着型特定施設入所者生活介護
- 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
介護で転職が多い要因としても、数多くの事業所種類が存在することも挙げられます。
また介護の転職をすることによって、
- 働きやすくなった
- 夜勤をしなくてよくなった
- 自分に合った施設を見つけた
- スキルアップになった
- やること一緒だけど給料が上がったなど
上記のようにメリットを感じられる方も多いようです。
今の職場が合わないと感じているのであれば、思い切って違う事業所へ転職することも一つの手段です。
キャリアコーチングを利用する
キャリアコーチングとは就職や転職、副業、仕事の悩みなど、キャリアに関するお悩み解決サービスです。
仕事の悩みや目標設定、目標達成に関して、カウンセリング・コーチング・ティーチング等の手法を用いて課題解決を図るサービスを指します。
各分野のコーチがあなたのキャリアに関する悩みや課題を解決してくれるので、人間関係やこれからのキャリアで悩んでいる人にはオススメのサービスです。
キャリアコーチングサービス【coachee】については、下記リンクで詳しく解説しています。
他職種へ転職する
介護職が向いていないと感じたら、他職種への転職も必要です。
未経験でも正社員就職や転職に特化したサービスも数多くあるので、介護業界に違和感を感じたらすぐ行動する勇気も大切です。
20代未経験者の方には、転職支援サービス【アメキャリ】がオススメです。
転職サイトを使った転職もオススメ
昔からハローワークや求人広告を使って転職先を探す方法もありますが、転職サイトや転職エージェントを使って転職先を探す方法もとても有効な手段の一つです。
理由としては、
- 求人広告には載っていない求人が多い
- 無料で条件にあった職場を見つけれる
以下が介護職向けのオススメ転職サイトなので、転職する際の参考にしてみて下さい。
ケアジョブ
- 厚生労働省認可で安心
- 地域求人数最大
- エントリーから入職後のフォローまで完全無料
丁寧な対応で求職者の方一人一人との関係性の構築を大切にしており、好条件求人を多く有していることから利用者から好評価を多数いただいているサービスです。
登録は無料、たった1分で簡単登録!
レバウェル介護
- 無資格未経験OK
- 面接対策、同行のフォロー
- 求人紹介、スピーディーな提案、就職後まで完全無料でサポート
施設内の人間関係や評判など、一人では知ることが難しい情報もアドバイザーが答えてくれます。
転職活動へなかなか踏み出せない方も、まずは相談だけでも大丈夫です。
無料登録はココから!たった1分で簡単登録!
介護JJジャストジョブ
- 無資格未経験OK!
- エントリーから入職後まで完全無料
- レポート提出で報酬がもらえる
介護JJでは【介護職応援プロジェクト】を実施中。完全無料に加えて、入職後のレポート提出で報酬がもらえます。
中小企業ならではの求職者の方に寄り添った丁寧な転職サポートを行っているサービスです。
登録は無料!介護職応援プロジェクト実施中!
まとめ
介護がキツイと感じる瞬間5選
- 休憩が思うように取れない時
- 急な欠勤が出た時
- 苦手な職員と勤務が一緒の時
- 一人夜勤の時
- 利用者で体調不良が出た時
- 【番外編】コロナ対応の時
キツイ時の対処方法
- 上司や先輩、同僚に相談
- スキルアップを目指す
- 他の介護施設へ転職
- キャリアコーチングを利用する
介護に関する悩み相談もTwitterで受けていますので、お気軽にDM下さい。