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- 最近A職員さんイライラしてる?
- 現場の空気が悪い日が多い

こんにちは、さとしです。2017年からグループホームで管理者をしています。
管理者の方は職員の変化に敏感でなくてはならず、職員のストレスを見逃してしまうと離職の原因になります。中でも勤務表はストレスを感じるきっかけになりやすく、作成する時には注意が必要です。
この記事では、グループホーム管理者の私が2017年から毎月勤務表を作り続けてきて感じた、勤務表を作る時に気をつける事を3つ解説していきます。
この記事を読めば日々ストレスを感じている介護職のストレスを、軽減してあげることができます。
何も考えずに勤務表を作成するのは危険です。職場環境に悩んでいる管理者の方は最後まで読んで参考にしてもらえたらと思います。
介護職の勤務表作りで注意する事3選

私が勤務表を作成する上で気をつけている事を解説していきます。何気なく作っている人は下記の3つに注意して作成することをオススメします。
- 希望休に関するルールを設ける
- 仕事をしたくない人とのバランス
- 偏らないようにする
希望休に関するルールを設ける

勤務表作りは公平である事が大前提。希望休に関するルールは公平にする為に必要なことで、ルールが曖昧のままだと好き勝手してしまう職員がでて、不満爆発になってしまいます。
決めておく内容は、
- 希望休の日数
- 希望休の提出期限
- 希望休が重なった時の対応方法
日数や期限に関しては原則何日までといったような曖昧な表現をしてしまうとだんだんルーズになってくるので、何日までと言い切ってしまった方が公平性は保たれます。

事業所ごとに職場環境は違うので、正職員やパート別に対応を分ける事も必要です。
仕事をしたくない人とのバランス

一緒に仕事をしやすい職員もいれば相性の悪い職員もいます。相性の悪い職員同士の勤務が増えるとストレスは日々蓄積されてしまいます。
一緒に仕事をしてストレスを感じやすい人の特徴は、
- 仕事をしない人
- 自己主張が強く自分の正当性ばかり押し付けてくる人
- 無責任な人
- そもそも性格が合わない人
上記のような人と完全に切り離すことは出来ませんが、仕事は「誰とするのか」でストレス量は変わってきます。

誰か一人にだけ集中してしまう事がないように作成する事が大切です。
偏らないようにする

主に介護では、早出、日勤、遅出、夜勤の勤務時間帯が存在します。
それぞれ時間帯や業務内容は違うので、この4つをバランスよく組めないと不満の原因となってしまいます。
- 早出多いなぁ…
- また遅出かぁ…
- 日勤をもう少ししたい…
このような思いは多々あり、中には「あの人が遅出の時の日勤は嫌い!」といったこともあるので過度な偏りはストレスポイントと言えます。
勤務表は利用者の次によく見る

勤務表を見る理由は今日の夜勤や今後の予定など確認する為などさまざまですが、何気なしに見てしまう事も多いものです。
個人単位で見ると自分の今月の状況を仕事の隙間時間を使って確認してしまうのが現状です。
特に勤務表を見てしまう理由として、
- 明日は誰と一緒なのか?
- この日は誰と一緒なのか?
- 次の休みはいつ?
- 行事は誰とやる?
このように自分の休みや誰と仕事をするのか、勤務表に穴が空いてしまうくらい見てしまうので、見るたびにストレスが溜まるような勤務表ではいけません。
職員の言葉に耳を傾ける

注意するポイントをお話ししてきましたが、職員の思いやストレスに気づく為にも、普段からのコミュニケーションが大切です。
コミュニケーションの手段としては、
- 定期的に面談をする
- 仕事の隙間時間に雑談をする
場所を変えて誰の邪魔も入らないところでの定期的な面談も、職員の希望を聞けるいい機会となるので出来ていない方はぜひ実施することをオススメします。

特に普段からの雑談は信頼関係を築く大切な時間になるので、意外な本音を聞き出せるきっかけにもなります。
まとめ
普段話さないけど、現場職員はさまざまな形でストレスを感じています。
勤務表は何気なく毎日眺めてしまいますし、どうしても目に入ってしまう分、より公平に作る事が大切です。見る時は1分後に眺めてるなんて事もあるのでその重要さは計り知れません。
私は勤務表は2時間も3時間も、あるいはそれ以上の時間をかけて作成しています。職員よりも見てやろうという気持ちで作るのがちょうど良いのかもしれませんね。