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- 面接の時間になっても応募者が来ない
- 連絡しても繋がらない
- もしかして面接をブッチされた!?
グループホーム管理者のさとしです。2017年からグループホームで管理者をしており、職員の面接の日程調整から採用まで行っています。
面接当日に応募者が来ないことは珍しい事ではなく、残念ながら私も経験しております。
他の企業から内定をもらったり、気分が変わったりと理由はさまざま考えられますが、待っていた私たちからすると決していい気分にはなれません。
この記事では、面接をブッチされても嫌な気分にならない方法とドタキャンへの対策をお伝えします。
この記事でわかること
- 面接の日程調整で気をつける事
- 面接当日の心構え
- 応募者とのやり取りで気をつける事
この記事でお伝えしたことを実行してもらえれば、ブッチされても苛立ちは軽減されます。
面接でドタキャン経験がある方はぜひ参考にして下さい。
応募者は面接に来ない
面接に応募したら来ないわけがないと思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
実は企業の9割が面接当日にドタキャンを経験しており、私も1ヶ月の間に2回ブッチされた事があります。
- 約束した時間に来ない…
- 電話しても繋がらない…
初めて体験した時は、このようにモヤモヤとした気持ちになってしまいますが、採用担当をしていると必ず経験することになるでしょう。
これは避けられない現実、次は不快な気分にならない対策をお話しします!
面接当日の心構え
前提として面接には来ないと考えることが大切です。
絶対に来るものだと考えていると、裏切られた時にかなりダメージが残るからです。
面接当日の心構えとして、下記3つを意識しておきましょう。
- 来たらラッキーくらいで待っておく
- 来なかったらラッキーと考える
- 来たらお礼を言う
とても大切な心構えなので、意識しておきましょう!
来たらラッキーくらいで待っておく
何度も言いますが、応募者は面接には来ません。
【来たらラッキー】くらいで構えておく方が、実際に来なかった時でもダメージはかなり軽減されます。
まずは、【来るのが当たり前】と言った価値観を捨ててしまいましょう。
来なかったらラッキーと考える
「本当にいるんだ…」「まさか自分もこんな目に合うなんて…」と実際に経験すると腹立たしい気分になりますが、そういう時は【来なくて良かった】と切り替えることが大切です。
- ブッチするような人を採用せずに済んだ
- ブッチするような人に時間を使わなくて済んだ
このように考えることができれば、腹立たしい気持ちも自然と軽減されていきます。
ブッチする人は採用後も急に音信不通になる可能性もある!
来たらお礼を言う
来ないと思って構えていた分、逆に来てくれた人には【来てくれてありがとうございます】と気持ちを伝えることが大切です。
お互い貴重な時間を割いて望んでいるので、感謝の気持ちを持っておくことを忘れてはいけません。
来ないと考えるようになると、来てくれただけでとても有難く感じます。
面接の日程調整で気をつける事
ここからは面接の日程調整で気をつける事を3つお伝えします。
応募者は来ない可能性がある為、日程調整も適当にしてはいけません。
- 休日に日程を入れない
- なるべく最短の日程で調整する
- 応募から面接まで1週間以上空く場合は前日に連絡をする
休日に日程を入れない
来なかった時を考えると、自身の休日に日程を入れるのはNGです。
- 連絡がつかない…
- 何か連絡できない事情が…?
- 事故でもしたのか…?
- いつまで待とうか…
このように色んな可能性がよぎって、結局いつまで待つべきなのかとモヤモヤしてしまいます。
住所、名前、連絡先、細かい道順など、どんなに丁寧な受け答えで対応されていたとしても、当日になって来ないことはあります。
休日に日程を入れてブッチを食らったことがあるので、自身の休日を犠牲にしてまで日程を組むにはリスクが大きでしょう。
なるべく最短の日程で調整する
応募者の中には、1日でも早く面接をして採用されて働きたい方も多いです。
休日を犠牲にする必要はありませんが、応募から2~3日以内には面接をしたいところです。
問い合わせから面接までの期間が長いと、その間に他に決まってしまいブッチされる可能性があがります。
応募から面接まで1週間以上空く場合は前日に連絡をする
2~3日以内とは言いましたが、どしても都合のつかない場合もあります。
もし1週間近く空いてしまう時は、前日に必ず明日が面接日であることを再確認しておきましょう。
面接に挑みたい方は、応募先からの連絡には必ず関心を持つため反応があります。
逆に反応がない場合は、来ない可能性が上がってしまうかも。
面接前の応募者とのやり取りで気をつける事
ここからはブッチを防ぐ為に、応募者とのやり取りで気をつける事を3つお伝えします。
やり取りで応募者が不満を感じてしまうと、ブッチされる可能性も上がるので意識しておきましょう。
- 丁寧なやり取りをする
- 日程調整は相手の都合を考える
- 迅速なやり取りを意識する
丁寧なやり取りをする
電話でのやり取りは、丁寧にしましょう。
面接してあげるではなく、【問い合わせをしてくれた】という気持ちを持つことが大切です。
電話でのやり取りがお互いの第一印象となるので、対応が悪いとやっぱり行くのやめようとブッチに繋がりかねません。
印象が悪かったとしても、問い合わせの電話では断りにくいので対応は丁寧に。
日程調整は相手の都合を考える
日程は相手の都合を聞き取りながら、なるべく早い段階で調整することが大切です。
時間が空きすぎると、面接への気持ちが薄れたり、複数応募している場合には他に決まってしまう場合もあります。
問い合わせから、2~3日以内の実施が大切です。
迅速なやり取りを意識する
休日など問い合わせにすぐ対応できない場合もありますが、必ず即日の内に折り返し対応するようにしましょう。
こちらも同様、時間が空きすぎると応募への気持ちが薄れてしまう可能性が高まります。
採用側の対応で、ブッチを回避できる可能性が変わってきます!
【経験談】私の体験した面接ドタキャン事件
私が実際に経験した【面接ドタキャン事件】を2つご紹介します。
下記のような体験から、来るのが当たり前ではないんだと学びました。
- 【CASE1】お互い念入りに打ち合わせしたにも関わらず…
- 【CASE2】前回に続いて今回も…
今回ご紹介するパターンが全て当てはまるわけではありませんが、採用担当の方は参考にしてもらえたらと思います。
【CASE1】お互い念入りに打ち合わせしたにも関わらず…
それは以前、派遣として同法人内の別事業所で働いていた方でした。
人手不足から、過去に働いていた方に手伝ってもらえないかと連絡をとっていた中の1人でした。電話で話した時に、給料や勤務時間、勤務形態について念入りに確認をし、今働いている環境や悩みなども語ってくれました。日程調整の時も、お互いの連絡先や細かい事業所の場所も確認し、終始とても興味を持たれている印象でした。
別事業所ではありますが、同じ法人内での勤務実績もあったので私としても好印象だったのを覚えています。
しかし、面接当日の時間になっても現れず、電話をかけても出ず、結局音信不通でブッチされてしまいました。
電話でどんなに好印象を持ったとしても、当日まではわかりません。念入りに打ち合わせしても来ない人は来ないんだなと学びました。
【CASE2】前回に続いて今回も…
某有料紹介会社からの応募でした。
電話で希望の勤務形態や時間等のやり取りをさせてもらい、3日後に面接することになりました。しかし面接当日の時間になっても現れず、5回ほど電話を鳴らしましたが、4回目以降になると途中で切られてしまう状態で結局ブッチされてしまいました。
この時は中々日程が合わず、私が休日の時間を割いて日程を入れた為、その時の落胆ぶりといったらたまったもんじゃありませんでした。
ですがこの方には続きがあります。
なんと半年後に、当時と同じ有料紹介会社から再度応募してきたのです。
応募には対応しなくてはいけないルールがある為、連絡を取り前回と全く同じようなやり取りで日程調整をしました。
前回と違う点と言えば【面接日を次の日に設定した事(希望もあり)】【キャセルする場合は連絡を入れて下さいと伝えた事】でした。最短で調整すればさすがに来るだろう、キャンセルする場合は連絡をと伝えればさすがに連絡してくるだろうと、淡い期待です。
前回のブッチの件をツッコんでもよかったんですが、そこに触れると余計に来ないと感じたので来た時に聞くつもりでいました。まぁ、結局面接には来ませんでしたが。(笑)
休日に日程を入れたことは失敗でした。これ以降休日には入れないようにしています。2回目の応募も来ないと思っていたので気持ち的には余裕でした。
まとめ
- 応募者は面接に来ない
- 来たらラッキーくらいで待っておく
- 来なかったらラッキーと考える
- 来たらお礼を言う
- 休日に日程を入れない
- なるべく最短の日程で調整する
- 応募から面接まで1週間以上空く場合は前日に連絡をする
- 丁寧なやり取りをする
- 日程調整は相手の都合を考える
- 迅速なやり取りを意識する
採用を続けていると必ずブッチされることはあります。
あなたの考え方と対応一つで、気持ちよく面接に臨む事もできるので、この記事でお話ししたことをぜひ意識してみて下さい。