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- あの人は希望休多すぎ…!
- 希望が集中してしまった…!
- もう無理…作れない
グループホーム管理者のさとしです。2017年からグループホームで管理者をしています。
管理者になると月に1回勤務表作成という大切な作業がありますが、人員基準、希望休なども考慮しながら作成しなくてはいけないため、完成は一筋縄ではいきません。
スタッフの希望が通らなかったり、偏った勤務表を作成してしまうと、スタッフもストレスを感じてしまうので、慎重に作成することが求められます。
この記事では、2017年から毎月勤務表を作り続けてきてた私が、勤務表を作る時に気をつける事を3つ解説していきます。
この記事でわかること
- 勤務表作成で気をつけること
- 勤務表の重要性
管理者の方は最後まで読んでいただき、勤務表作成の参考にしてもらえたらと思います。
介護職の勤務表作りで気をつけること3選
勤務表を適当に作成してしまうと、スタッフがストレスを感じてしまい、離職の原因にもなってしまいます。
何気なく作っている人は下記の3つに注意して、公平性を保つことが重要です。
- 希望休に関するルールを設ける
- 相性の悪い職員を振り分ける
- 偏らないようにする
希望休に関するルールを設ける
希望休のルールは公平にする為に必要なことで、ルールが曖昧のままだと好き勝手してしまう職員が出てきてしまいます。
決めておく内容は、
- 希望休の日数
- 希望休の提出期限
- 希望休が重なった時の対応方法
日数や期限は【日数は月2日まで、提出期限は毎月20日】と具体的に決めることをオススメします。
原則20日まで、2日程度みたいな曖昧な表現をしてしまうと、だんだんルーズになってしまいます。
また希望が重なって人員が満たせなくなる場合は、相談して決めてもらうといったように、ルールを決めておくといいでしょう。
事業所ごとに職場環境は違うので、正職員やパート別に対応を分ける事も必要です。
相性の悪い職員を振り分ける
仕事をしやすい職員もいれば相性の悪い職員もいます。
相性の悪い職員同士の勤務が増えると、ストレスも日々蓄積されてしまいます。
一緒に仕事をしてストレスを感じやすい人の特徴は、
- 仕事をしない人
- 自己主張が強く自分の正当性ばかり押し付けてくる人
- 無責任な人
- そもそも性格が合わない人
上記のような人と完全に切り離すことは出来ませんが、仕事は「誰とするのか」でストレス量も変わってきます。
誰か一人にだけ集中してしまう事がないように作成する事が大切です。
偏らないようにする
介護では、早出、日勤、遅出、夜勤の勤務形態が存在します。
時間帯や業務内容は違うので、バランスよく組めないと不満の原因となってしまいます。
- 早出多いなぁ…
- また遅出かぁ…
- 日勤をもう少ししたい…
中には「あの人が遅出の時の日勤は嫌い!」といったこともあるので、過度な偏りはストレスポイントと言えます。
早出、日勤、遅出、夜勤を公平に割り当てて、一緒に働く人も均等に。
勤務表は利用者の次によく見る
今日の夜勤や今後の予定など勤務表を見る理由はさまざまですが、特に理由もなく目に入ってしまうことも多いです。
具体的な理由として、
- 明日は誰と一緒なのか?
- この日は誰と一緒なのか?
- 次の休みはいつ?
- 行事は誰とやる?
勤務表は穴が空いてしまうくらい見てしまうので、見るたびにストレスが溜まるような勤務表ではいけません。
あえて目につきにくいところに置くのもありです。
職員の言葉に耳を傾ける
注意するポイントをお話ししてきましたが、職員の思いやストレスに気づく為にも、普段からのコミュニケーションが大切です。
コミュニケーションの手段としては、
- 定期的に面談をする
- 仕事の隙間時間に雑談をする
場所を変えて誰の邪魔も入らないところでの定期的な面談も、職員の希望を聞けるいい機会となるので出来ていない方はぜひ実施することをオススメします。
特に普段からの雑談は信頼関係を築く大切な時間になるので、意外な本音を聞き出せるきっかけにもなります。
まとめ
- 希望休に関するルールを設ける
- 相性の悪い職員を振り分ける
- 偏らないようにする
- あえて目につかないところに置く
- 定期的な面談で職員の意見を聴く
勤務表は公平性がとても重要です。
少しでも不公平に感じてしまうと、不満が爆発してしまいます。
時間がかかってもいいので、勤務表は丁寧に作成していきましょう。
ちなみに私は2、3時間、あるいはそれ以上の時間をかけて作成しています。