【介護職の抱える悩み6選】給与、人間関係、大変なこと、つらいことなど現役グループホーム管理者が解説!

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【介護職の抱える悩み6選】給与、人間関係、大変なこと、つらいことなど現役グループホーム管理者が解説!
  • 介護の仕事に興味がある
  • 介護で大変なことって何?
  • 介護の仕事に疲れた…
さとし
さとし

こんにちは、さとしです。2017年からグループホームで管理者をしています。

介護職はやりがいのあるお仕事ですが、対人ケア・チームケアといった環境から悩みも多いお仕事です。

この記事では、現役グループホーム管理者の私が介護職によくある悩みを解説しています。

この記事を読むとわかること

  • 現場の介護職が仕事で悩んでいること
  • 悩みの解決策

介護職として就職を考えている方、実際に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

介護職の悩み6選

介護職の悩み

介護職には以下のような悩みがあげられますが、主に人間関係、体力面、精神面、給与面がほとんどとなっています。

  • 人手不足
  • 休憩、休みが取りにくい
  • 腰や体を痛める
  • 賃金が低い
  • 苦手な職員がいる
  • 夜勤が長い

人手不足

介護職の人手不足は深刻です。

人手不足の原因として、給与の低さや労働時間の長さ、精神的な負担の高さなどの理由あげられますが、現場では以下のような影響があります。

  • 一人の介護職員にかかる負担が大きくなる
  • 質の高い介護が提供できなくなる
  • 利用者の方に十分なサービスを提供できなくなる

休みも取りづらくなってしまうので、介護職員の体力や精神面にも影響が出やすくなります。

さとし
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人手不足が深刻でないところは、離職率が低く働きやすい環境であることが多いので、上司や会社の方針にも注目してみるといいでしょう。

休憩、休みが取りにくい

介護はイレギュラーが起こりやすいお仕事で、決められた時間通りにいかないことも多々あります。

理由として介護は対人援助のお仕事で、健康面や精神面で不安定な利用者の方が多いことが挙げられます。

  • 急変があった
  • 転倒事故があった
  • 排泄等の身体介助がいつもより多く重なったなど

上記のようなイレギュラーが起こると、時間配分は大きく狂ってしまい休憩時間が取れなかったりしてしまいます。

さとし
さとし

職員同士で声を掛け合って、隙間時間を活用して必要な休息を取ることも大切です。

腰や体を痛める

介護が原因で腰や体を痛めてしまうことはよくあります。

理由としては利用者の移乗や無理な姿勢での身体介助などが挙げられます。

腰痛で介護職を離職してしまう方も少なくありません。

さとし
さとし

無理な姿勢でせずに、ボディメカニクスを理解して行うと体への負担は軽減されます。

賃金が低い

国税庁と厚労省の調査によると、令和3年の全国平均の年収が443万円に対して、介護福祉士の平均年収が約400万円となっており、介護福祉士は全国平均を下回っていることがわかります。

参考URL:国税庁 参考URL:厚労省

精神的負担や身体的負担の大きさから、賃金が割に合わないといった声も多く上がっているのが現状ですが、過去10年を遡ると、平均月収は約2~3万円ほど上昇しているのも事実です。

さとし
さとし

ベースアップ支援加算などの導入で今も右肩上がりで給与所得は上昇している業界です。

苦手な職員がいる

介護はチームで取り組むため、人間関係で悩む人は多くいます。

  • あの人が仕事をしない
  • 言い方がキツイ
  • 陰口を言われる
  • 自分勝手など

上記のような職員間や他職種間トラブルは起こりやすい環境です。

さとし
さとし

苦手な職員がいたら、一人で悩まずに上司や親しい人に相談することが大切です。

夜勤が長い

介護の夜勤は夕方17時前後~翌朝9時前後の16~17時間勤務で2日間に渡る長丁場です。

準夜勤で交代制のところもありますが、約7割の施設ではこの長時間夜勤を採用しているのではないでしょうか。

20人~30人を1人でこなす事業所もあるので、身体的にも精神的にも疲労蓄積のきっかけの一つです。

夜勤明けの翌日は休日にしてもらうよう、会社や上司に働きかけることが大切です。

さとし
さとし

グループホームの一人夜勤の実態については下記で詳しく解説しています。

≫【グループホームの夜勤事情】1人夜勤の実態をグループホーム管理者が徹底解説!

介護職の悩みの解決策

悩み解決策

多くの悩みを抱える介護職ですが、以下の方法で悩み解決のヒントを得ることができます。

  • 職場の上司に相談する
  • 介護職向けの交流会に参加する
  • 自分の気持ちを誰かに話す
  • 資格を取得する
  • 転職や副業をする
  • キャリアコーチングを利用する

職場の上司に相談する

直属の上司へ相談しましょう。

特に勤務形態のことや、職員間等のトラブルに関してはいち早く相談し、ストレスを溜め込まないことが大切です。

さとし
さとし

定期的に個人面談や上司からのアプローチがある職場はGood!

介護職向けの交流会に参加する

介護職向けの研修で、介護職のストレス系の研修や交流を目的とした研修も多数あります。

介護職向けの研修や交流では、同じ介護職の方ばかりで、自身の職場での環境や出来事に共感してくれる方がたくさんいます。

さとし
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そういった場所へ積極的に参加し、ストレス発散や効果的な対処方法を学ぶといいでしょう。

自分の気持ちを誰かに話す

「とにかく話を聞いてほしい!」と思う時もあります。

そういった時は溜め込まず、家族や友人、職場の同僚や上司に気持ちを話してみることがオススメです。

誰かに話を聞いてもらえるだけでも、ストレスケアに繋がります。

さとし
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TwitterなどのSNSを使って同じ介護職に発信するのもいいでしょう。あまり内容が細かすぎると特定されることもあるので注意。

資格を取得する

賃金が低いと悩む方は、資格取得や研修でのキャリアップがオススメです。

無資格でも出来る介護の仕事ですが、2024年からは「認知症介護基礎研修」が義務化されたり、AI時代になる今後を考えても、スキルを磨いてキャリアアップは必要です。

さとし
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今のキャリアで取得できそうな資格がないか見てみましょう。

転職や副業をする

今の職場の人間関係や給与に納得ができない方は、転職をオススメします。

昔のような終身雇用の仕組みは破綻しており、一つの企業にこだわる必要は全くありませんし、今の職場で我慢する必要もありません。

転職して給与アップに繋がる方もたくさんいると思うので、積極的に考えてみてはいかがでしょうか。

さとし
さとし

スキルを磨くために、副業もオススメです。

キャリアコーチングを利用する

キャリアコーチングとは就職や転職、副業、仕事の悩みなど、キャリアに関するお悩み解決サービスです。

仕事の悩みや目標設定、目標達成に関して、カウンセリング・コーチング・ティーチング等の手法を用いて課題解決を図るサービスを指します。

各分野のコーチがあなたのキャリアに関する悩みや課題を解決してくれるので、人間関係やこれからのキャリアで悩んでいる人にはオススメのサービスです。

さとし
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キャリアコーチングサービス【coachee】については、下記リンクで詳しく解説しています。

転職サイトを使った転職もオススメ

オススメ転職サイト

昔からハローワークや求人広告を使って転職先を探す方法もありますが、転職サイトや転職エージェントを使って転職先を探す方法もとても有効な手段の一つです。

理由としては、

  • 求人広告には載っていない求人が多い
  • 無料で条件にあった職場を見つけれる

以下が介護職向けのオススメ転職サイトなので、転職する際の参考にしてみて下さい。

ケアジョブ

  • 厚生労働省認可で安心
  • 地域求人数最大
  • エントリーから入職後のフォローまで完全無料

丁寧な対応で求職者の方一人一人との関係性の構築を大切にしており、好条件求人を多く有していることから利用者から好評価を多数いただいているサービスです。

介護職専門の転職サイト

レバウェル介護

  • 無資格未経験OK
  • 面接対策、同行のフォロー
  • 求人紹介、スピーディーな提案、就職後まで完全無料でサポート

施設内の人間関係や評判など、一人では知ることが難しい情報もアドバイザーが答えてくれます。

転職活動へなかなか踏み出せない方も、まずは相談だけでも大丈夫です。

介護JJジャストジョブ

  • 無資格未経験OK!
  • エントリーから入職後まで完全無料
  • レポート提出で報酬がもらえる

介護JJでは【介護職応援プロジェクト】を実施中。完全無料に加えて、入職後のレポート提出で報酬がもらえます。

中小企業ならではの求職者の方に寄り添った丁寧な転職サポートを行っているサービスです。

まとめ

  • 人手不足
  • 休憩、休みが取りにくい
  • 腰や体を痛める
  • 賃金が低い
  • 苦手な職員がいる
  • 夜勤が長い

介護業界は慢性的な人手不足ではありますが、環境のいい職場では離職率も低く、働きやすい環境であることが多いです。

「少し疲れたな…」と感じたら上司へ相談し、中々解決策が見出せないようなら転職がオススメです。

その他にも介護に関する悩みや相談などありましたら、お問合せやTwitterのDMでも承っておりますので、お気軽にお問合せください。

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