【夜勤はダメ】介護管理者が夜勤をすると起こるデメリット3選【グループホーム管理者が解説】

【夜勤はダメ】介護管理者が夜勤をすると起こるデメリット3選【グループホーム管理者が解説】
この記事を読んでほしい人
・これから管理者になる方
・慢性的に夜勤をしている介護管理者の方
さとし
さとし

こんにちは、さとしです。2017年からグループホームで管理者をしています。

介護の夜勤は夕方17時頃から翌朝の9時頃までと長時間勤務が多く、日中の仕事がメインの管理者が夜勤に何回も入ってしまうことはオススメできません。

この記事では、グループホーム管理者が夜勤をしてしまうことで起こるデメリットを解説していきます。

この記事でわかること

  • 管理者が夜勤をするデメリット
  • 管理者が夜勤をするメリット
  • 管理者がうまく夜勤を取り入れる方法
  • 管理者が夜勤を減らす方法

夜勤を複数回している管理者の方は、一度夜勤の入り方を見直してみましょう。

グループホーム管理者が夜勤をするデメリット

管理者夜勤デメリット

管理者が夜勤をすることで起こるデメリットは以下の通りです。

管理者の仕事は日中がメインなので、夜勤を頻回に行ってしまうと本来の役割である日中の活動ができないことになってしまいます。

  • 外部との連携が遅れる
  • 内部との連携が遅れる
  • 体調を崩す

外部との連携が遅れる

主な外部機関は以下があげられます。

下記機関の稼働時間は平日の日中が基本で、どの機関も切っても切れない大切な機関です。

大事なお知らせや問い合わせは全て日中の平日に連絡が入ります。

  • 国や県、市などの行政機関
  • 病院など医療機関
  • 物品や食材に関わる業者
  • 他の介護事業所
行政の場合
さまざまな調査依頼のメールやTEL。その内容は期限付きの物ばかりで、中には数日以内の物もある。
医療機関の場合
入退院の調整。連携室から空室の問い合わせや新規入居者の依頼。
関係業者の場合
福祉用具や商品の提供、集金など。
他の介護事業所の場合
空室の問い合わせなど新規利用者の紹介。入退去の調整など。

どれも夜勤明けや入りの状態だと、メールチェックが遅れて余裕がなくなったり、入所者獲得のチャンスを逃してしまう事に繋がります。

夜勤明けや入りの日中に、作業しなくてはいけなくなる事もあるので、管理業務をスムーズに行うためには夜勤入りを控えるべきでしょう。

さとし
さとし

逆に相手も管理者のあなたがいないと業務が止まってしまう事になります。

内部との連携が遅れる

現場との連携はもちろん、同じ法人内でのやり取りにも支障がでます。

A事業所の管理者に聞きたいことがあるのに、今日も夜勤や夜勤明けで聞きたいことが聞けない。

夜勤明けで昼間からTELするのはさすがに気が引けてしまいます。

さとし
さとし

管理者が度々夜勤だと現場も締まりがなくなり、風紀の乱れにもつながるので慢性的に入る事はよくありません。

体調を崩す

何度も言いますが、管理者の仕事は日中がメインです。

夜勤をしてしまうと、入りや明けの日中に仕事をしなくてはいけない状況が何度も発生します。

仕方ないかもしれませんが、「仕方ない」の一言で済ませていては当然体調を崩してしまいます。

さとし
さとし

夜勤をする場合は、回数とタイミングがとても重要です。

管理者が夜勤をするメリット

管理者夜勤メリット

デメリットをお伝えしてきましたが、メリットが全くないわけではありません。

管理者が夜勤をするメリットは、現場の状況を実際に知れる事です。

管理業務も大切ですが、昼夜問わず現場の状況を把握する為に実際に現場に入ることも大切です。

現場に入って現場の声を聞いて理解する事で、管理者として信頼感が増し、業務もしやすくなります。

現場を知るといった意味での夜勤入りはとても有効になりますが、回数や入るタイミングを考える必要があります。

さとし
さとし

現場を知ると言う意味では月に1回が理想。特になりたての時期は、積極的に現場に出て改善点を模索していきましょう。

管理者が夜勤をする時は土日を絡める

管理者夜勤

人員不足で夜勤入らないといけない状況の方も多いと思います。

そういった場合は平日ではなく、土日を絡めた入り方がオススメです。

夜勤入と明けの日に業務が入ってしまうと、先ほども言った通り必要な時に必要な対応が取れなくなってしまいます。

例えば、

  • (金)夜勤→(土)明け→(日)休み
  • (土)夜勤→(日)明け→(月)休み
さとし
さとし

土日は他の機関も休みなので、急な要件があったとしても施設の緊急時のみ。

管理者の夜勤を減らす方法

管理者夜勤減らす方法

管理者の夜勤を減らす方法は主に2つで、夜勤専門員を新たに雇用するか、夜勤が出来る人材を育成するかです。

夜勤専門員は1回数万円でアルバイト感覚で応募される方も多く、単価に魅力を感じれば確保もしやすいでしょう。

地域の相対評価になってきますが、1回2万円以上出すところも少なくありません。

私の職場の夜勤体制は下記の通りです。

  • 夜勤6〜7回 夜勤専門員
  • 夜勤8回 夜勤専門員
  • 夜勤10回 夜勤専門員
  • 夜勤4〜6回 正社員

夜勤専門員を雇用するか、今いる人材の中から月に数回程度の夜勤をこなせるように、人材育成していく事も必要です。

さとし
さとし

管理者が慢性的に夜勤をするのはよくありません。

まとめ

管理者夜勤まとめ
  • 外部との連携が遅れる
  • 内部との連携が遅れる
  • 現場の状況を知ることができる
  • 夜勤をする時は土日を絡める
  • 夜勤専門員を雇う
  • 夜勤者を育成する

管理者として最高のパフォーマンスをするには、平日の日中に活動する事が必要です。

土日祝日はしっかり休んで平日に勤務する、カレンダー通りの勤務が理想的です。

私は3年以上月に4〜5回の夜勤を平日問わずこなしていました。

夜勤明けや入りの時に電話が鳴るのは当たり前、日中に管理者が不在なのは現場としても混乱を招きやすいのです。

私は1年以上夜勤をしていません。それでも現場は回りますし以前よりも業務が効率的にできるようになりました。

理想通りにはいきませんが、夜勤を極力減らしていけるよう目指していきましょう。

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